2017/08/08 13:46


タイの人は、オムレツ(カイチアオ)をよく食べます。

ご飯に乗せて、ランチにしたり、あと、もう1品というときにオムレツを作って食べます。
スープの中に固めに焼いたオムレツを入れた、ナムカイチアオはタイの家庭の定番メニューです。

屋台や食堂では、オムレツライスは、一番安いメニューで、30バーツ(約100円くらい)で食べられます。
タイに旅して、味の濃いタイ料理に飽きた時や、お子様連れや、辛く無い料理を食べたいときにはぴったりだと思います。

さてさて、このラープオムレツは、友達のお家で、たまたま見ていたレシピ本に載っていたもので、こういう組み合わせ方もあるんだなと、私にとっては、タイ料理研究の興味の幅をぐっと拡げてくれたメニューです。

挽肉とタイハーブをナンプラーとライム汁で和えたラープムーをたっぷり入れたもの。
いつもの挽肉オムレツをタイ風味で楽しめる1品です。ランチや簡単ディナーとしてもオススメです。
また、味がしっかりついているのでお酒も進んでしまいます。
本格的なラープに入れる、タイのハーブなどを除き、日本でも手に入りやすい材料でレシピを作ってみました。
ぜひぜひ試してみてくださいねー。



《材料》2~3人前
豚ひき肉 100g
紫玉ねぎ   半個
ネギ  適量
パクチー 適量
カオクワ(米を煎って粉状にしたもの) 大さじ2
乾燥唐辛子    お好みの量
砂糖  小さじ1
ライム汁(レモン汁)  大さじ1
ナンプラー  大さじ1.5
卵     4個

《作り方》
①まず、ひき肉のラープ作り。カオクワは、事前にお米を煎って、すり鉢で粉状にしておく。入れなくてもいいですが、食感のアクセントになります。毎回作るのは少し面倒なので、うちは、多めに作って、瓶などで保存しています。
紫玉ねぎを薄切りに、ネギ、パクチーは細かく切る。
②油少々を入れたフライパンで、挽肉を火が通るまで炒める。
③ボールに②と卵以外の材料、調味料を全部入れて、和える。炒めた挽肉の熱で全体が馴染みます。ネギとパクチーは、ちょっと多いかな?と思うくらいの量を入れてください。粉唐辛子はお好みの量で。


このまま、生野菜やご飯と一緒にラープムーサップとして食べてももちろん美味しいです。そのまま食べるときは、ミントもいれるのが、オススメです。レタスなどに巻いたりして、ホームパーティーメニューの一つにもなりそうです。

④大きめのフライパンに油をひき、溶いた卵を入れ、卵が少し固まってきたかなという辺りで、③でできたラープムーを入れて、全体をかき混ぜ、平たい丸状のオムレツにして、出来上がり。



私は、タイ料理で何が好き?と聞かれると、ラープムーサップ、ソムタムをカオニャオ(もち米)と一緒に食べると答えるくらい、ラープムーサップが大好きです。そして、卵は、茹で、炒め、目玉焼きと、どんな調理法でも好きです。そんな好き好き同士が、タイ、で合体した、なんとも贅沢な1品なのです。

タイの味が日本の家庭に届きますように!!